
これは昔話「桃太郎」の冒頭部分です。
その頃、エネルギー資源といえば草木や生ごみ=バイオマス(Biomass)しかありませんでした。石炭・石油・天然ガスの発見で産業革命が起こり文明が発達しましたが、その一方で環境破壊が進行しました。
環境問題の一つとなっているプラスチック廃棄物処理、それに替わる素材がバイオプラスチックです。
バイオプラスチックとは、食品工場などからでる廃棄物(生ごみ)を材料に高分子化合物を合成したものを差します。ポリ乳酸やバイオポリエステルなどがその代表とされ、既にパソコンなど家電製品の筐体や自動車内装部品にも使われています。
ポリ乳酸は、トウモロコシ等の植物資源=バイオマスから澱粉(でんぷん)を抽出し、糖化を経て、乳酸発酵により生成した乳酸を化学重合させて製造されます。
この特徴の一つに、微生物によって無機物に変える=生分解性が挙げられます。また、熱分解などにより原料モノマー(基質)にもどる性質があり、これをケミカルリサイクルといいます。
つまり、ポリ乳酸を回収すれば、ケミカルリサイクルによって何度でも元のポリ乳酸に戻すことができるのです。しかもこの方法だと、リサイクルするごとに品質アップグレードが可能なのです。
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